最近耳にすることが増えた「置き配」。玄関前などあらかじめ指定した場所に荷物を置いて配達を完了するというものだ。在宅の必要もなく、再配達の心配も無い〝ウィン・ウィン〞のシステムだとか。アマゾンが海外の成功例としてシステム導入したのかと思っていたが、実は日本での歴史は古い。生協の個配、牛乳配達など、既に置き配は生活になじんでいるように思う。
(記者・岩谷)
取材先で、いろいろな方から昔の話をお聞きするのは興味深い。鴨谷台の「いちご会」で、「しあわせの歌」をリクエストした岡林愛子さん(87歳)は、65年前に労働組合の会合に参加した時やメーデーに歌ったという思い出を懐かしく語った。ソフトボール部の選手だった話や子育て論で本紙に取材された話も。すっかり若かりし頃に戻ったような雰囲気で、聞いている私も楽しかった。
(記者・冨尾)
縁もゆかりも無いこの地に移り住み早10年。友人知人はもとより地域の人々の優しさに触れたこと数知れない。妊娠中や乳児を抱えていた頃、店員さんや周りの人が買い物カゴを台まで運んでくれた。電車では、学生さんから中年の方までも子どもに席を譲ってくれる。運転中も歩行中も、道を譲ってくれる人が本当に多い。あたたかいこの地で私も恩送りをして善意をつないでいけたらと思う。
(記者・吉田)